ファームイン(宿)のほかに、時折、子どもたちや少人数の牧場体験や
牧場散策を受け入れています。
わが家のような小さな牧場では、普段は家族連れや小さな単位での
受け入れになるのですが、たった一組だけ、例外があります。
毎年1回、この時期になると来てくれる三重県の高校生たち。
今年で7年目!年々増えていって今年は、100名。
さすがに多い!
普通の体験ではなく、先生が言うには「体感!」
のどかで、広~い牧場の風景の中で、ゆったり過ごすこの時間と空間を、
何よりこどもたちに体感させたいのだというのです。
7年前は、バスから降りてくる子どもたちの様子に驚かされてもいました。
茶髪にピアスに・・・
唖然としたことを思い出します。
でも、しかし・・・、
生意気盛りの子ども達が、たった1時間半くらいの時間の中で、少~し変化していくんです。これには感動でした!
こちらは『ミルク』たくさん散歩してもらいました。
それぞれが好きなように過ごします。(先生達が、それとなくフォローしながら)
我が家の犬たちとたわむれ、大きな牛を間近に見て、触れ、
ジャージー牛と記念写真をとって、馬や子豚・・・、動物たちに歓声を上げます。
ハリーもたくさんの人に可愛がってもらいました。
手作りのアイスクリームでおもてなし。でも、ちょっと寒かった。
ご近所さんの『プリン』ちゃんも出張してきてくれました。
このジャージャー、なんと調教の甲斐あって上に乗ることもできるのです!
広い牧草畑や、まっすぐに続く道を歩いたり、走ったり・・・。
農村の自然の中で、何を感じ、何を見つけていくんだろう?
私たちには、なにができるかわからないけど、この風景や営みを続けていくことが、何かが伝えられることかと、感じるようになりました。
無理せず、自然体で・・・。
by yuko