9月に入ってから天気にも恵まれ、新しい家の工事も順調に進んでいます。
いまは基礎工事が終わり、木工事が始まったところです。
先日、わが家の主役である石窯の設置をしました。
この石窯は、はるばる岐阜のレストランからやってきました。
2年間僕が学生時代を過ごした小さな街のレストラン。
引っ越してすぐにお店に行き、アルバイト募集の張り紙も接客の自信もありませんでしたが、どうしてもピザが焼いてみたくて働かせてほしいとお願いしました。
すると、3日前にピザを焼いていた人が辞めたところだから毎日来られるなら、ということで幸運にもピザを担当することに。
昼は学校、夜と週末はピザを焼くという生活を1年ほど続けた頃、そのお店がパスタ専門店として再出発することになり、
「この窯を北海道で活かしてやってほしい」
と、マスターから声をかけられたのでした。
こうして、ただの酪農家には不釣合いなほど立派な石窯がわが家にやってきました。3年間外で寒い思いをさせたので、一日も早く暖かな家のなかで薪をくべてあげられるよう、この冬は大工仕事にも励みたいと思います。
by nobu